音大に行かなかった私の音楽との向き合い方①

音楽のある人生

こんにちは!好きな音楽に関する話や曲の紹介などを行っておりますHaruと申します!
今回は私の生い立ちと音楽との関わり方・繋がり方についてお話したいと思います。

①(本記事)では私の音楽歴から音高受験の話
②では音楽高校の話
③では大学以降の音楽との向き合い方について
を書いていきますので、まずはこちらからご覧ください^^

この文章はこんな方に向けて書いています。
・音楽高校を目指している
・音楽高校に通っているけれど音楽が好きじゃない
・音大に通っているけれど自分のしたいことが分からない
・音大受験を考えている
・ずっと趣味で音楽を続けてきたけど本当はプロを目指してみたい気持ちがある

実体験を踏まえて出来るだけ具体的にお伝えできればと思います。
音楽との向き合い方に疑問を持っている方や音楽の道を目指そうか迷っている方が、私の文章から少しでもなにかを受け取っていただけると幸いです♪

私の音楽歴

ー幼少期ー
3歳からピアノを習い始める。

ー小学校ー
9歳の時にピアノの先生を変えたことがきっかけでピアノのコンクールに出始める。
小学5・6年生の時にはコンクールの最終審査で何度か入賞。

ー中学校ー
中高一貫の中学校に進むも1年生の時にピアニストになることを決意
中学2年生でコンクールの全国大会5位を受賞、オーケストラと共演。

ー高校ー
高校で上京し、東京の音楽高校(ピアノ科)に進学。
高校ではピアノの他にオーケストラでコントラバスを演奏。
高校に入ってからはコンクールは予選止まりで周りとの差に気が付く。
文化祭でバンドも組んだ。
大学は一般大学を受験し、一度音楽とは距離を置こうと決める。

ー大学ー
英語を学ぶために入った英語劇のサークルでバンドのピアノ担当になったことがきっかけで、ポップスというジャンルの音楽と初めて真剣に向き合う。
流れでジャズサークルにも入り、コントラバスを演奏する。
音楽とは結局離れることなく、現在も歌の伴奏や演奏会の企画運営・稽古ピアノなどをさせていただいている。

私が音楽高校受験を決めた理由

次になぜ中高一貫校に通っていたにも関わらず、音楽高校への受験を決めたのかについてお話します。

理由を簡潔に表現するなら、ピアニストの道しか考えられなかったからなのかなと。
その時はピアニストに対する強い憧れと、少しピアノが出来る自分に対する自信があって、これが私の道だと思っていました。当時「どうしてピアニストになりたいの?」と聞かれたときは「ピアノが好きだから」と答えていたけれど、好きを言語化すると憧れと自信だったように思います。
もう一つ補足的な理由があるのですが、それは私じゃなきゃだめな仕事をしたいと思ったことです。当時通っていた中学校は偏差値70の難関校で、私の隣の席の子は前後左右医者の子どもばかりといった環境でした。そんな中、彼らに出来なくて私に出来たことはピアノだったのです。
音楽の道は厳しいものだと感じていた私は、このまま高校に行って勉強をしている場合ではないと思ったのです。また、音楽家を目指す仲間と切磋琢磨出来る環境はすごく魅力的でした。
こんないきさつで音楽高校受験を決めたのです。

音楽高校の受験

音高受験は変な世界です。普通高校と音楽高校で迷っている人も読んでくれているかもしれないので、少し私の受験体験記を残しておきます。

まず私は高校主催の春期講習に行って付属の大学教授の門下に入れていただくことから始めました。高校入学後はその教授に教えていただくことになるので、すごく慎重に教授とコンタクトを取りました。同じくらいの時期(中2)から受験科目である音楽理論の勉強を始めました。さらに春期講習後は月に1~2回土曜日に東海地方の地元から東京へ、その教授のレッスンを受けに通っていました。今思うとすごくびっくりしますが、レッスン代は1回2時間20000円+交通費なので両親にはなんて贅沢をさせてもらっていたのでしょう。その時の私は金銭のことを全くと言っていいほど考えられていませんでしたが、これを読んでくれているあなたには、そのお金を誰が払ってくれることになるのかを一度考えてから決断してほしいのです。余談ですが、音楽の世界はお金がかかるのです。そしてそれが将来的に音楽に縛られてしまうひとつの理由にもなるのだと思います。さて、私はそれまで音楽理論を勉強したことが無かったので聴音や新曲視唱にはとても苦労しました。それでもなんとか間に合わせ、第一志望の高校に合格しました。

まとめ

今回は音楽歴と音高受験についてお話ししました!ここまで読んでくださりありがとうございます。
どなたかの決断や悩みを前向きに後押し出来ることを願っております^^
ご相談やご質問など受け付けていますので、お問い合わせより気軽にお送りください。
それではまた続きは次回の記事でお会いしましょう!

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